北都電鉄デワ105 (1/80・16.5mm) | トップページ 目次ページ |
北都電鉄本社の掲示板に下記のような貼りだしがありました。
この新規事業に対し日本通運は、荷物輸送から撤退し若くして職を失ったマニ44形を国鉄から購入、 台車や電装品も国鉄から廃車発生品を購入し、北都電鉄の工場で貨物電車に仕立てました。 客車好きだよね、とモデルアイコンのマニ44の車体(だけ)を趣味の先輩に頂いたのですが、 マニ50以降は守備範囲外なので北都電鉄の一員に加わってもらうことにしました。 妻板のモールドは全て削り落とし、プラ板で顔を構成しましたが、 三角屋根なので五角形の顔になってしまいます。 色々と悩んだ末、屋根の頂点をヘッドライトで隠すことを思いつきました。 日本通運のロゴはまねき屋模型の10tコンテナ用デカールを使用しましたが、 凸凹のあるドアにうまく貼れず、やむを得ずプラ板に貼りました。 これではドアが開かないのですが、大目に見てやってください。 床板はモデルアイコンの分売パーツ、台車は日光モデルのDT21、 床下機器はホビーモデルの105系用、動力は天賞堂のコアレスパワートラック、 パンタグラフはエンドウのPS13を使いました。 塗装ですが日本通運と言えば黄色のトラックですよね。 しかし、普段は調色塗料を使っており、色を混ぜ合わせるノウハウを持ち合わせていません。 悩みを漏らしていると、若者がWebからプラモデルを作っている人の情報を見つけてくれました。 Webの活用については若者にかないませんね。 と言うことで、 Finisher’sのファウンデーションピンクにMr.COLORのC58黄橙色を重ねて塗りました。 なお、車体裾と前面の中央はコーポレートカラーの阪急マルーンです。 狭い方の乗務員室は運転機器が収容しきれず、 助手席側の窓は小さくせざるを得なかった、という設定です。 第2工場の稼働に合わせ営業列車に併結して貨物輸送が始まっています。 北都電鉄にとって安定的収入源が確保されました。 (2023年8月 H・T) |
トップページ 目次ページ |