| 北都電鉄デハ1706 (1/80・16.5mm) | トップページ 目次ページ |
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北都電鉄の第6弾は急行型のデハ1706です。 北都電鉄の設定年代は昭和ですが、三丁目の夕日に代表されるコテコテの昭和ではなく、 昭和の終わり頃を想定しています。 電車はカルダン駆動の冷房車と吊り掛け車や非冷房車が共存する時代です。 地方私鉄もまだ体力があり、 国鉄からの直通運転があった富山地鉄や長野電鉄をイメージしています。 さて、時計の針を昭和30年代に戻すと、 昭和28年(1953)に日本初のカルダン駆動の電車を東武鉄道と京阪電気鉄道が新製、 国鉄も昭和32年(1957)に101系を新製し、新性能電車の時代に入ります。 北都電鉄も東京オリンピックを控えた昭和36年(1961)にカルダン駆動の急行用デハ1700形を新製しました。 18m級両運転台の車体に2扉オールクロスシート、トイレ付の急行用ですが、 朝夕には通勤通学列車の増結にも使うので両開きドアを採用しています。 ちょっと垢抜けない初期のカルダン車を表現したくてウィンドシル付きとしましたが、 両開きドアにシル付きの組み合わせは京阪の260形ぐらいでしょうか。 トイレは近鉄モ2200に習い車端に置いたので、 こちら側は片隅運転台で片目です。 デワ105に続き左右非対称顔となりました。 さて、このデハ1706はヤフオクで伊豆急クモハ100形のペーパーキットを購入したとことから始まります。 これをどのように料理するか検討するのですが、 西武4000系や東武6050系のように両開きドアとし、 片開きドアと大きな戸袋窓を両開きドアと窓無しの戸袋に置き換えると18m級となりちょうどいいサイズとなりました。 カッティングマシーンで作成されたペーパールーフのキットですが、 何か所も切り継ぎしているので、屋根は切り離して木製としました。 伊豆急の100系は裾の絞りがありますが、 ウィンドシル有りなので幅2800mm級のストレート車体としました。 前面はキットそのままですが、幅を詰めたので側板との角が苦しくなってしまいました。 おでこは京阪1810系のように砲弾形ヘッドライトとしたので、 伊豆急からのイメージチェンジになったかと思います。 おや、知らぬ間に空港線が開通しています。 床下機器はエコーモデルの製品を中心に並べてありますが、抵抗器は当社の標準で自然通風式です。 台車は初期のカルダン車のイメージから日光モデルのFS329を選択、 動力はCANONのLN-12とMPギアの組み合わせにしました。 北見電鉄シリーズはディテールを控え目にして完成を急いでいます。 パンタ周辺の配管は最低限とし、屋根に上がるステップやワイパーなど省略、 ヘッドライト、テールライト、室内灯の照明もありませんが、 見劣りしないよう基本的なところはおさえているつもりです。 気がつくと、この北見電鉄シリーズは電動車ばかりで付随車がいません。 電気代が嵩みそうです。 (2026年5月 H・T) |
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