首都圏・ちょっと気になる貨物列車



(1) 2459列車


 最初に紹介する貨物列車は隅田川発北長野行きの2459列車です。 2459レは何の変哲もないコンテナ列車ですが、なぜこの列車が「気になる」かというと、 ズバリ牽引機が篠ノ井のEF64・0番台だからです。 首都圏でもちょっと前までは中央東線方面の貨物列車で0番台を見る機会は多かったのですが、 現在では深夜・早朝の1往復を除きEH200に置き換えられてしまい 0番台を見る機会はめっきり減ってしまいました。 中央東線の貨物と言えばEF64重連が定番ですが、この2459レはなぜか全区間単機牽引です。 このあたりもEH200に置き換えられないで残っている理由ではないでしょうか。 (冬季は空転対策で重連になることがあるようです。)

2459レ経路

 上記のようにこの列車は隅田川を出発し、常磐線を通って 馬橋から連絡線経由で武蔵野線南流山に入ります。 以前は、隅田川から一旦田端操に戻っていましたが、2006年3月からは直接武蔵野線に 向かうようになりました。 (2007年8月 T.O@管理人)


2005.02.23 常磐貨物線・田端(操)−三河島
2006.12.16 常磐線・松戸−金町
普段は単機ですがこの日は重連でした。
今は隅田川から直接武蔵野線に向かいますが、 以前は隅田川から一旦田端操へ戻って常磐貨物線を経由して武蔵野線へ向かっていました。 この写真は今では見られなくなった常磐貨物線を走る2459レです。


2007.04.14 武蔵野線・吉川−新三郷
コンテナ列車ですが編成はあまり長くはありません。

2004.05.15 武蔵野線・東浦和−東川口
見沼田んぼを走る2459レ


2007.05.26 武蔵野線・西浦和−北朝霞
2006.04.09 武蔵野線・新座駅
西浦和からは東北・高崎方面からの列車が合流するので 貨物列車の本数も多くなります。 その中でもEF64・0番台が牽く2459レは目立つ存在です。
新座貨物ターミナルに入る貨物列車は中線にはいりますが、 2459レは貨物ターミナルに寄らずに通過します。


2006.09.09 武蔵野線・新秋津駅
2006.06.20 中央東線・高尾−相模湖
2459レは時間調整のためか新秋津で中線に入りしばらく停車します。 その間に後続の5586レに追い越されます。 5586レは高崎のEF64牽引ですので0番台と1000番台の出会いを見ることができます。


2459レは八王子でしばらく停車してから中央東線の山岳地帯に入って行きます。 もう夕方ですので、八王子以西での撮影は日の長い季節でないと難しくなります。


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