トップページへ戻る 目次ページへ戻る ED75

 1970年代、東北地方の電機の主役は客貨ともにED75でした。 しかし、電車化の推進によって昼行客車列車が消滅し、 寝台列車の牽引機も機関車交換が不要なEF81にその座を譲ったことでED75の定期旅客列車運用はなくなってしまいました。
 貨物列車についてもED75重連に相当するマンモス機EH500の登場で 活躍の場は徐々に狭まりその命脈も風前の灯です。
 2009年3月のダイヤ改正の時点では長距離運用は大幅に減少し、 岩沼以南の東北本線での定期運用はなくなりました。 (黒磯−宮城野間の3089レをEH500に代わってED75が重連で牽引していることが報告されていますが、 時限的な措置と思われます。)  運用の中心は仙台(宮城野)近郊の短距離運用や常磐線系統の運用ですが、 2008年のダイヤ改正で無くなった奥羽本線での運用が2009年に復活しているのは嬉しいことです。
 JR貨物では機器更新に伴い通称赤白パンダと呼ばれる更新色に塗装していましたが、 最近では車体裾のみが白い国鉄色に近い塗装に戻っています。 昔の雰囲気に戻ったような感じで私はこちらの方が好みです。
   ED75は製造開始後40年以上経過した機関車です。 あと何年現役を続けられるかわかりませんが、ファンとしては1日でも長く活躍してくれることを願ってやみません。
(2009年11月 T.O@管理人)


東北本線・安達−松川 5665レ
東北本線・船岡−大河原 5662レ

東北本線・船岡−大河原 3052レ
東北本線・越河−白石 2076レ

東北本線・野辺地−狩場沢 94レ
東北本線・本宮−杉田

東北本線・久田野−白河 5177レ
奥羽本線・川部−北常盤 2073レ

東北本線・品井沼−鹿島台 1656レ
東北本線・国府多賀城−塩釜 2079レ



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