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1081形 1082 中の島


<1081形>
低床ボギー・3扉の大型車で、1001形に引き続き、1922年の登場しています。 ちなみに大阪は、形式を連番で付与していますが、1000番代は大型車に区分していました。 その為、中型車が901形の次形式が2001形へ跳んでいます。 屋根が前面2段で飾り窓付の大阪独自の形態をしています。また、ベンチレータも回転式を 採用しています。形の面白かった為、“ガイコツ”と呼ばれたこともあるようです。 1001形も含め250輌の大所帯でしたが、戦争の被災で半数以上を失いました。 戦後車体を更新した時に、前面屋根の飾り窓や特徴のあったベンチレータもなくしてしまった 車輌もあります。

1081形 1248 中の島



1501形 1528(更新前) 阿部野橋

1501形 1504(更新後) 阿部野橋

<1501形>
1924〜25年に登場したメインストリートで活躍した鉄骨木造の3扉低床大型車です。 この車輌は、三菱の電気部品と住友の鋳鋼台車のオール国産車となりました。 1940年ごろに一段下降窓から二段上昇窓へ改造されました。さらに、戦後は人員合理化で 車掌の二人乗務が廃止され、後部扉の閉鎖をされました。

1501形 1584(更新後) 阿部野橋



1601形 1666

1601形 1695 中の島

<1601形>
1928年に登場した大型車です。外形寸法は、1501形と変わりませんが、大阪市電、初の 鋼鉄車体です。1920年代の車輌としては珍しいリベットレスの車体でした。 1501形と同じく後部扉は閉鎖されましたが、窓の改造はなされませんでした。 地下鉄開通に先立ち塗装試験にも用いられました。




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