デハ8631


デハ8631は渋谷向きの先頭車で8631Fの1号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 昭和59年4月のつきみ野〜中央林間開業用に8631F〜8633Fの10連3本が新製されています。 中央林間開業時点で田園都市線の8500系は10連18本、8連11本の配置。 4本計算が合いませんが8601F〜8604Fの4本が東横線所属でした。 この15次車からHゴムが黒色となり、 既存車も順次黒色Hゴムに交換されています。
平成29年8月5日 高津


デハ8766


デハ8766は8631Fの2号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 台車の上あたりの車体の裾が下がっているのは、 バッド社オリジナル設計の台枠の補強です。 車体強度の解析が進み、この補強は不要と判断され、9000系からなくなりました。
平成29年8月5日 高津



昭和48年に創立50周年を記念して制定されたロゴマークです。 中央の楕円は地球を表し、 内部の白抜き部分は「TOKYU」の「T」を図案化したもので、 3本の弧は楕円とともに東急グループの4事業を表したものだそうです。 このロゴマーク以前は「T.K.K.」でした。



サハ8961


サハ8961は8631Fの3号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 平成12年に9号車のデハ8876とともに車椅子スペースが設置されています。
平成29年10月14日 高津


デハ8874


デハ8874は8631Fの4号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 戸閉表示灯はこの15次車まで丸型レンズでしたが、 現在は16次車から採用された横長の楕円レンズに交換されています。
平成29年10月7日 高津


デハ8767


デハ8767は8631Fの5号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 8631Fではデハ8700とデハ8800の番号が8番もずれています。 14次車では2番のずれでしたが、 15次車では編成に組込まれているデハ8200の置換えに5両、 単独使用だったデハ8500の相方に1両と計6両もデハ8800が多く新製されています。
平成29年9月8日 高津


デハ8875


デハ8875は8631Fの6号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 CPが取り外されサハよりも床下が空いています。
平成29年10月7日 高津


デハ8768


デハ8768は8631Fの7号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 8631F以降は10両編成の全車が準軽量車体です。 14次車から樹脂製になったヒューズボックスが確認できます。
平成29年9月23日 高津



ユニットを組むデハ8800、デハ8600側の妻板に貫通扉を持つデハ8700は、 貫通扉のない側の妻板の左右両側に消火器が設置されています。



サハ8962


サハ8962は8631Fの8号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 15次車の8号車は軌条塗油器の装備車です。 画像では左側の台車に取付られているはずですが、確認できないですね。 平成17年の撮影なので車端の黄色テープがありません。
平成17年9月26日 藤が丘



ナンバーの色は黒ではなく濃い青です。




サハ8900とデハ8800の消火器は両側とも妻板左側の柱です。



デハ8876


デハ8876は8631Fの9号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 15次車ですから行先表示器の位置は窓中心なのですが、 斜めから見ると寄っているように見えます。
平成29年9月23日 高津



上り方の8号車寄りの車端に車椅子スペースが設置され、 消火器が右側に移設されています。 車端の座席幅が1600mmなのは15次車の特徴です。 ドア間の座席は3010mmの7人掛です。




車椅子スペースのある3号車と9号車は消火器の位置が両側とも海側になります。



デハ8531


デハ85310番は中央林間向きの先頭車で8631Fの10号車です。 8000系15次車として昭和58年9月に新製。 平成9年に行先表示器のLED化、 平成15年にスカート取付、 平成19年にジャンパ栓の蓋が変更されました。
平成29年7月10日 高津



吹き抜け防止の貫通扉のある妻板に消火器が設置されているのは、 デハ8531以降の特徴です。 左側の戸袋窓を開ける時には消火器を取り外す必要があります。




地下線内で使用する車両は、1両に消火器を2個設置しています。 先頭車の場合は、1個は乗務員室にあります。