デハ8629


デハ8629は渋谷向きの先頭車で8629Fの1号車です。 8000系9-2次車として昭和53年6月に新製、 8月の半蔵門線渋谷〜青山一丁目開業に向けた増備でした。 新製以降、現在に至るまで8500系純血編成です。 先頭車は、上下のホームがずれている高津で撮影していますが、 デハ8600は海側、デハ8500は山側の画像に限られてしまいます。 二子新地を発車直後のデハ8600山側をご覧ください。
平成29年10月28日 二子新地


デハ8741


デハ8741は8629Fの2号車です。 8000系9-2次車として昭和53年6月に新製、 デハ8629とユニットを組んでいます。 田園都市線の8500系5連に9-1次車のデハ8700を組み込み6連化、 東横線に転属させたことから番号がだいぶずれています。 9-2次車は更新工事の対象ですが、途中で更新を打ち切ったため、 8629Fの6両は未更新のまま現在に至ります。
平成27年10月12日 高津


サハ8919


サハ8919は8629Fの3号車です。 8000系9-2次車として昭和53年6月に新製。 9-2次車まで車側表示灯はコルゲートが切れたタイプです。 平成13年に表示器のLED化、車椅子スペースが設置されています。
平成27年10月12日 高津


デハ8863


デハ8863は8629Fの4号車です。 8000系14次車として昭和58年1月に新製。 デハ8761とユニットを組み8629Fを10連化しています。 14次車なので準軽量車体、クーラーキセには凹みがあり、 車側表示灯はコルゲートに丸穴を開けたタイプです。
平成29年10月28日 高津


デハ8761


デハ8761は8629Fの5号車です。 8000系14次車として昭和58年1月に新製。 デハ8863とユニットを組み8629Fを10連化しています。 14次車なので準軽量車体ですが、8629Fの準軽量車体はこのデハ8761とデハ8863の2両だけです。
平成29年6月11日 高津


デハ8835


デハ8835は8629Fの6号車です。 8000系10-1次車として昭和54年8月に新製。 サハ8931ととも8629Fの8連化要員で新製時は4号車でした。 10-1次車から車側表示灯はコルゲートに丸穴を開けたタイプになりました。 多くの編成の6号車はCPが外されていますが、このデハ8835は枠も残っていません。
平成29年9月4日 高津


デハ8742


デハ8742は8629Fの7号車です。 8000系9-2次車として昭和53年6月に新製。 新製時はデハ8822とユニットを組んでいましたが、 8連化の際にユニットの相手がデハ8835に代わりました。 金属製のヒューズ箱、初期型のクーラーキセが確認できます。
平成17年9月10日 藤が丘


サハ8931


サハ8931は8629Fの8号車です。 8000系10-1次車として昭和54年8月に新製。 デハ8835ととも8629Fの8連化要員で新製時は6号車でした。 10-1次車から台車はプレス加工のフレームを持つTS-815Aに、 車側表示灯がコルゲートに丸穴を開けたタイプになりました。
平成28年1月11日 高津



12-2次車までは、方向幕の枠は窓の下り寄りに揃えた位置にあります。 13次車からは窓の中心線に揃えた位置となりました。 車側表示灯のレンズは横長タイプですが、新製時は丸型でした。 また、窓の外枠は下面のみテーパー付で左右には窓枠のガイドが見えます。



デハ8822


デハ8822は8629Fの9号車です。 8000系9-2次車として昭和53年6月に新製。 新製時は4号車でデハ8742とユニットを組んでいました。 8連化の時にユニットの相手が現在のデハ8529に代わっています。 8617Fまではデハ8500とデハ8800のユニットが同じ番号で揃っていますが、 8618F、8620F、8622Fから8626Fまでの編成は新製時に8000系3両を組み込み、 新製時の6連にデハ8800を持たなかったので編成番号より若い番号となっています。
平成29年7月21日 高津


デハ8529


デハ8529は8629Fの中央林間向き先頭車で10号車です。 8000系9-2次車として昭和53年6月に新製。 平成13年に方向幕の3色LED化、 平成15年にスカートを設置、平成19年にジャンパ栓の蓋を改良しています。
平成29年9月9日 高津