頸城鉄道の名脇役たち(2)
−2軸客車−

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 新黒井駅跡には2軸客車のハ6やニフ1が姿を留めていた。窓ガラスは割れ、塗装も荒れてはいたが、旧魚沼鉄道から移籍して、頸城にとけ込んでいた個性的な車輌を見ることができて幸いであった。
 先輩たちの写真を見ると、2軸貨車や整った形態のボギー客車とともに混合列車に組み込まれたハ6やニフはとても良い味を出していた。特にコッペル2号機お別れ運転の際に編成された列車は絶妙で、日本の軽便鉄道の理想的な姿(ファンにとっては)を具現化した列車として脳裏に焼き付いている。


  − ハ6 −  

 ハ6は魚沼鉄道で開業以来活躍してきた車輌で、シンプルなオープンデッキとモニタールーフを備える、とても可愛らしい客車だった。頸城のマルーンと黄色の塗り分けがよく似合い、模型化したくなる車輌だった。
 そういえば、当時リリプットの客車を改造してハ6もどきの客車を作ったのを思い出した。あれは何処にしまっちゃったんだろう?

ハ6 新黒井駅跡にて
 
 

ハ6の妻面
ハ6の竣工図




  − ニフ1 −  

 明治27年東京平岡工場から青梅鉄道に納入されたというシロモノ! もともとはいわゆる「マッチ箱客車」で、木製台枠を持つという超古典客車。羽目板を鉄板に張り替え、荷物車に改造したとはいうものの、よくこんな古典的な車輌を大事に使っていたものだ。
 可愛らしい、頸城のアイドル的存在!


ニフ1 新黒井駅跡にて
4,090mmの車体長・軽自動車並み!
 
 


ニフ1の妻面
ニフ1の竣工図