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流山側は西武モハ136を先頭車化改造したクモハ3001  平成16年2月12日 馬橋

中間は元西武モハ135のモハ3101  平成16年2月12日 馬橋

馬橋側は元西武クハ1135のクハ31  平成16年2月12日 馬橋


 横浜に住んでいると常磐線は心理的に遠い場所です。と、言うのも、 北千住まで千代田線・半蔵門線・日比谷線の各線が利用出来るので決して不便ではないのですが、 地下区間の全線を乗らないといけないからなのです。 そんな常磐線ですが、この日は石巻から来るEF81牽引のワム貨物を撮影に馬橋まで出かけました。 さて、ワム貨物を撮り終わるとド順光を受けて停車中の流鉄の「流星」が目に入りました。 元西武車も中小私鉄も興味の対象外ながら思わず撮ってしまいました。
 流鉄の電車には愛称がつけられていますが、この「流星」は2代目だそうで、 平成11年に西武の101系を譲り受けたものです。もともとの101系はクハ-モハ-モハ-クハの4連でしたが、 片方のクハの運転台をモハに移植して3連としています。 101系は2本導入されており、2番編成は「若葉」でした。
 つくばエクスプレスの建設時に、 乗客を取られるという理由でつくばエクスプレス建設反対に廻ったことは新聞でも報道されましたが、 実際に乗客が減ってしまったようで、今年1月には全列車が2両編成とされ、 3両編成の「流星」と「若葉」は職を失ってしまいました。
 なお、平成20年8月に総武流山電鉄から流鉄に社名が変わっていますので、 撮影時点はまだ総武流山電鉄ですね。(2010年11月 H・T)


この日の本命はコンテナ化が近いとウワサされていた石巻から紙を運んでいたワム貨物  平成16年2月12日