トップナンバーアルバム


平成20年3月22日  京急鶴見



「スワン」というパン屋さんの箱
京急ファミリー鉄道フェスタ 平成20年5月25日
 会社を表わす言葉の一つに「社風」がありますが、 京急の社風は私鉄業界の中でかなり突出しているように感じます。 かつて、ヘッドライトはシールドビーム1灯、客用ドアは片開きを頑に続けていました。 最近では、シーメンス製のVVVFを採用したり、ボルスタレス台車を拒み、 通勤車の座席定員を少しでも増やそうとしたり、 すぐに挫折しましたが関東で唯一スルッとKANSAI方式のカードを 採用したこともありましたね。 ほんとに「流行」に迎合することが嫌いな会社のようです。 私も流行に踊らされるのが嫌いな性分ゆえ、 京急独特の泥臭さが抜けてすっかり垢抜けた今の京急がちょっとした「マイブーム」です。
 前置きが長くなりましたが、新1000形は平成14年から増備が続く主力車種です。 しかし、平成19年の6次車と今年の7次車ではステンレス無塗装車体を採用し、 車端部のクロスシートが廃止されてしまいました。 「京急よ、おまえもか!」う〜ん残念です。
(2008年5月 H・T)