トップナンバーアルバム

大場駅に進入するトップナンバー編成です。手前からクモハ3001+モハ3002+クハ3501。
2018年6月30日 三島二日町〜大場

修善寺側の制御付随車クハ3501。
2018年6月30日 三島二日町〜大場


 今月の友情出演は2本です。 伊豆箱根鉄道のコデ165とこの3000系。 T・Oの最新ネタをご覧いただきます。 しかし、開業120年記念カラーになった画像を見るにつけ、 ガチャピンを思い浮かべるのは私だけでしょうか。
(2018年7月 H・T)
 伊豆箱根鉄道駿豆線は国鉄から直接、 または親会社の西武鉄道経由で譲渡された17m国電車両が在籍しましたが、 1979年(昭和54年)から1997年(平成9年)にかけて3両編成6本の3000系を製造し、 大形化(20m車)、近代化そして冷房化を行いました。 長期に亘り、製造されていますが、これは駿豆線車両を国鉄に乗入する計画があり、 途中で国鉄乗入れ仕様の7000系を製造しているためです。 計画は、立ち消えとなり7000系は2本で打ち切り、3000系製造を再開しています。 そのため、初期車が鋼製、後期車はステンレス製となるなど変化がみられます。
 3000系は自社発注車両で、カルダン駆動、発電ブレーキ併用電気指令ブレーキ、 ワンハンドルを採用、冷房車で、前面窓を窪ませた独特のデザインとなっています。 塗装もそれまでの西武風の赤とベージュから伊豆の空と富士山の白雪をイメージした白と青色塗装となりました。 その後親会社、西武鉄道でも同じ色が採用されています。 このトップナンバー編成は、 駿豆線開業120周年記念で三島六反田(現三島広小路) と沼津を結んでいた路面電車カラーである緑とクリーム色へ変更され、 違和感なく活躍しています。 伊豆箱根鉄道は、駿豆線に東芝製のED32、33、大雄山線にコデ165が在籍し、 時々イベント走行や展示を行います。 鉄ちゃんには興味ある鉄道です。
(2018年7月 T・O)


3000系の標準塗装。ただし、客用扉は広告ラッピング。 登場時の扉は車体と同じ塗り分けでした。
写真は手前からクハ3503+モハ3006+クモハ3005。
2017年1月12日 三島二日町〜大場