1972年3月19日 下関駅(H.T)
3月15日のダイヤ改正にあわせて投入された14系寝台「みずほ」(もちろん新車です)を
下関駅で待つ間に現れたのがEF30 1でした。
写真の質については「トップナンバーとの出会いは突然やってくることが多くて・・・」と、
N.Oともども苦しい言い訳をさせてください。
昭和36年の門司港〜久留米間の交流電化にあわせてそれまでのEF10に替わって
関門間専用機としてEF30は昭和35年に誕生しています。
トンネル内の塩害対策として採用されたステンレス車体ですが、
その後サロ153・キハ35での試作にとどまったのは、製作費もさることながら
当時はステンレス技術を持つメーカーが限られていたのが理由と聞いたことがあります。
1番はコルゲートを持たないので量産車とは印象が大きく異なります。
当初は赤帯を巻きナンバーも赤(N.Oの写真参照)でしたが、
後に帯を消しナンバーは黄色になりました。(H.T)
1966年 門司駅を発車するEF301(N.O)