昭和50年8月2日 磐田
大学の鉄研の仲間(H・I)の友情出演シリーズその1です。(2002年10月 H・T)
「32」なのにトップナンバー?
EF18は、昭和26年東芝にてEF58の32、33、34号機となるべく製造中だった3両を、
戦後復興期の貨物輸送増に対応するため急遽貨物機に設計変更して誕生しました。
いずれは旅客用に再改造してEF58に編入することを想定し、ナンバーは32、33、34の
ままとしていましたが、結局その夢は果たせず、晩年は浜松〜静岡間の入換えや小運転貨物の
牽引といった地味な仕業で余生を送っていました。
ところで、3両の落成年月日を調べると、「32」が昭和26年5月31日、
「33」が昭和26年5月16日、「34」が昭和26年4月23日、となっており、
実はラストナンバーの「34」が「長男」だったのです。(H・I)