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サロ185-1は昭和56年(1981)1月に日本車輛で新製され田町電車区に配属されています。 車掌室とデッキの間に小さい車販準備室があります。 185系ではサロだけが片デッキですがトイレは一か所、定員は48名。
サロ481はトイレが二か所で定員は同じ48名です。 トイレ一か所分のスペースがデッキの幅拡大と車販準備室に宛てられた形ですね。
平成7年(1995)から新前橋区が、 平成11年(1999)からは田町区の185系がリニューアル工事を受けて通称ブロック塗装に変更されていますが、 色々なリバイバル塗装が好評だったからか平成24年(2012)から順次斜めストライプに戻されています。
平成26年11月10日  新鶴見

サハ185-1は昭和56年(1981)2月に日本車輛で新製され田町電車区に配属されています。 モハ185と同じ車体でトイレがなく定員は68名。
185系0番台は、前任の153系に合わせて基本編成が10連、付属編成が5連とされ、 基本編成はモハとサロ、クハによる6M4T、付属編成はモハとクハ、サハによる2M3Tです。 したがってサハ185は7両しかない一番の少数世帯です。
平成25年(2013)3月に田町車両センターが廃止され大宮総合車両センターに転属、 東大宮からの入出庫は品鶴線を経由して新鶴見で折り返していました。 平成27年(2015)3月に上野東京ラインが開業すると上野東京ライン経由に変更されたので、 新鶴見折り返しは短期間で終わりました。
平成26年11月10日  新鶴見


 今年(令和3年)3月のダイヤ改正で185系が定期運用から外れることが発表になりました。 185系は153系急行「伊豆」の置換え、新幹線の大宮暫定開業のリレー号で登場しているので、 もう40歳になるのですね。 前任の153系が車齢20年で老朽化引退していることを思えば、 寿命が伸びたのは技術の進歩なのでしょうか。 183系、185系と2扉の特急車が続き、 しかも185系は窓が開くなど特急車も変わってしまったと嘆いたのものですが、 185系の斜めストライプの斬新な塗装には驚かされました。 一昨年の4月に友人のT・Oの友情出演でクハ185-1を紹介していますが、 中間車の形式写真を撮っていたのでご覧いただこうと思います。
(2021年2月 H・T)