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平成20年3月22日 川崎駅


 京急は着席率の増を目指して新600形を登場させましたが、 もう一つ利用者には趣旨が理解されなかったようです。 そんな混迷を抜け出して新1000形の増備がコンスタントに続き、 旧1000形による朝の12連が残り僅かになってしまいました。 「迫力の12連を出勤前に撮ろう」という計画のもと、 六郷土手の下見に向う途中にサハ208 1に出会いました。
 平成4年(1992)に登場した901系をもとにして翌年に209系が生まれましたが、 平成7年(1995)に増備された13編成(クハの番号で37から49)には6扉車の サハ208形が1両づつ組込まれました。以後の新製車はサハを208で製造して組替え、 試作車を除き6号車が6扉車で揃えられています。 ライバルの京急とは反対の方向へ進んだJR東日本の方針が興味深いですね。
 なお、六郷土手のホームは12連の撮影には不向きなことがわかり、 早起きが苦手なこともあって、12連の撮影はいまだ実現していません・・・ (2008年9月 H・T)