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銚子駅に到着した特急「しおさい」のクハ255-1です。 255系の乗降扉は東京方の片側1扉ですが、クハ255形のみ、2扉となっています。
2010年9月6日 銚子駅

運転室とデッキ間にはワイド窓がありますが、客室から前方を眺める ことは出来ません。   2010年9月6日 走行中

モハ255-1です。パンタ部分は、低屋根構造で中央線にも乗り入れ 出来ます。  2010年9月6日 銚子駅

モハ255とユニットを組むモハ254-1です。観光特急としたため、窓を上下に拡大していますが、同じ車体形状の253系と比べても違いが判りません。
2010年9月6日 銚子駅

グリーン車のサロ255-1です。4列シートとなっています。  2010年9月6日 銚子駅


 国鉄は線区別の車両、少数グループを嫌っていましたが、 JR東日本になると特急車では一転して線区別の車両を用意するようになりましたね。 今月の友情出演は、民営化後に房総特急用として新製された255系をご覧ください。
 海水浴客で賑わい夏ダイヤが設定されたのも昔の話、房総地区の特急は本数が少なく9連5本の小世帯です。 現代の特急としては長めの9連であること、5本しかないことで今後がちょっと心配ではあります。 (2015年11月 H・T)
 前にも述べていますが、私は「青春18切符」の大ファンです。 自動改札機を通れず、有人改札口を利用しなければならない不便さはありますが、 JR路線ならば自由に乗り降り出来ることは侮りがたい魅力があります。 普通列車が少ない地方路線での使用はチョット不便ですが、 毎年、春・夏・冬に購入をしています。
 2010年夏の18切符も残り1枚となり、 「銚子電鉄に行くかぁ」と大磯から普通列車に乗車しました。 千葉駅までは順調でしたが、そこから先、銚子までの列車接続が悪く、 「どうしようか」と迷っていましたら、特急「しおさい」がホームに入ってきました。 勿論、乗車券、特急券は別途購入ですが、 次の普通列車まで1時間近く待つのも辛いので乗車してしまいました。 たまたま乗車したのが、クハ255-1。終点銚子駅で撮りました。
 さて、255系は房総特急「さざなみ」「わかしお」 で使用されていた183系の置き換えを目的に1993年(平成5年)登場しました。 JR東日本初のVVVF制御式の特急車両です。 当初、京葉線の東京駅発着でしたので、ATCは搭載されず準備工事となっています。 しかし、横須賀線・総武本線の品川〜錦糸町間が2004年(平成16年)にATS-P形へ切り替えられたことにより、 総武本線の東京地下駅にも乗り入れることが出来るようになりました。 現在は、主に特急「しおさい」で使用され、総武本線の東京駅(地下)から発着しています。 最近、VVVF機器の更新を行っていますので、今後も現役は続行と思いますが、 房総特急は、東京湾アクアライン経由の高速バスに押されていますので今後どのようになるか気がかりです。
(2015年11月 T・O)