トップナンバーアルバム

翌日、釜石駅7時43分発の快速「はまゆり2号」運用に備え、 釜石駅に泊留している3両編成のキハ110系。 手前からキハ110-1+キハ111-1+キハ112-1のトップナンバーで、 自由席も、リクライニングシート車となる豪華編成でした。
2019年6月22日 釜石駅


 気動車といえば、長くDMH17系のエンジン続いていたので、 あの音と加速感が体に染みついてしまっています。 それ故、初めて新世代の加速を体感した時の驚きは大きかったですねぇ。 今月の友情出演は、そんな新世代のDCのトップバッターをご覧ください。
(2019年8月 H・T)
 以前、トップナンバーで取り上げたキハ111-1+キハ112-1の同僚、キハ110-1です。 釜石線の急行「陸中」用として1990年(平成2年)に、回転リクライニングシートを装備し、 急行用車両として登場しました。 量産先行車として製造され、登場時は前面の左右が黒色塗装となっていました。 外観は、パイプ式スカートを採用するなど100番台以降の量産車とは異なっています。 急行「陸中」廃止以降は、代替で設定された釜石線快速「はまゆり」や、 盛岡近辺の普通列車として使用されています。
 登場した当時の姿を見て、「気動車が電気連結器付き密着連結器なのか!!!」 とビックリしました。 キハ100系列からブレーキを応答性の良い電気指令式とし、 従来車と併結運転が出来なくなり、密着連結器を採用しても支障ないことをこれで知りました。
 私は、八高線で、キハ110系200番台に初めて乗り、 加速の良さに「これが次世代の気動車か」と思いました。 しかし、ディ―ゼルエンジンの動力を液体式変速機で車軸へ伝達する方式の気動車から、 JR東日本はキハE200系で実用化したハイブリッド式や 新潟・秋田地区へ投入されるGV-E400系電気式気動車へと転換していくようです。
(2019年8月 T・O)

釜石駅を定刻の7時43分に「はまゆり2号」として出発しました。 先頭はトップナンバーアルバム「キハ111-1」を掲載した時、 3両編成の中間に挟まれ顔が見えなかったキハ112-1です。
2019年6月23日 釜石駅