オハフ33 1562
昭和52年3月6日  熊本駅
昭和41年3月に小倉工場でオハ35 1286を改造。 コロ軸受けのTR34を履いていま すので1500番台とされています。車体はきのこ折妻に鋼板屋根の組み合わせで す。公式資料によれば39年度の近代化改造車が400両であったのに対して40年度 は185両と半減しています。このため、このオハフ33 1562のように戦後製折妻の オハ35形を種車としながらも近代化改造の対象から漏れた車があります。したが いまして塗色はぶどう色2号、車掌室窓は1000 mm幅のままです。 改造時の配置 である八代から移動することなく、54年3月と比較的早い時期に廃車になってい ます。