オハフ33 1533
昭和51年3月12日 高松運転所
昭和40年2月に多度津工場でオハ35 1073を改造。 コロ軸受けのTR34を履いてい ますので1500番台とされています。車体は、オハフ33形の新製車には存在しない 絞り折妻に鋼板屋根の組み合わせです。緩急車化改造時に近代化改造を併施して いますので、塗色は青15号、車掌室窓は700 mm幅、照明は蛍光灯になっています。 下降窓に改造された車掌室の窓が一段引っ込んだ様子や水抜きのスリットが よくわかります。 また、昭和39年度後半に近代化改造を受けていますので、 便所の窓は2段中折れタイプになっています。 貫通ホロの内側に室内色に塗られた妻板の断面部分が見えますが、模型化では 処理に悩むところです。 改造時の配置は高松、56年度に高知に移動し、61年3月に廃車になっています。