オハ35系の保存車輌 5
− 現役組と引退組 −


ターンテーブルはマイテ49の転向用に残されているのでしょうか。(H14.1.10)




 下りの新幹線が新大阪を発車すると、すぐに左手に宮原客車区(現:宮原総合運転所)が 見下ろせます。どちらかと言えば退屈な新幹線の車窓の中で鉄道ファンには楽しみな一瞬の 車窓ではないでしょうか。
この広大な敷地の一辺には道路が隣接し、しかもその大部分は金網によって仕切られていますので、 公道から中を覗くことができます。今も構内の片隅にはターンテーブルがありますが、 その脇に旧型客車が長いこと留置されていました。
残念ながらこの写真を撮った時すでに状態は悪く、処遇が気になっていましたが、 スロフ81とオハ35は解体されてしまったようです。オハフ33とスエ30は、 車籍のある2両のオハフ33ともども構内のどこかにいるのでしょうか。 その後、何度かここを訪れていますが金網越しに見える範囲では確認できませんでした。
オハ35 26

オハフ33 33
もう1両のゾロ目のオハフ33333もかなり遅くまで活躍していました。



スロフ81 2111


スエ30 2