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 33‰に挑む 2015年3月8日


今年始めてのブログですが、気付けばアッという間に三月に入ってしまいました、月並みの言い訳は控えますが、 このまえネガフイルムのスキャンをする機会があり懐かしさのあまり、気付けば夜更けになってしまいました、 目的は数ページのコラムを書くためでしたが、 40年以上前のネガの状態は多少のキズはあるものの致命的な劣化も見られずデータ化に十分耐えられるものでした。
その頃愛用していたのがアサヒフレックスと交通公社の時刻表、そして情報資料としての交友社のSLNo.1です。


スキャンしたフイルムの中で特に気になっていたのが花輪線の写真です、 以前から私には花輪線とD&RGWのイメージが重なるのです、 走っているカマの軸配置こそモーガルとコンソリディーションと違いますが、 協調して山岳線を上る様はどちらも一緒でしょう。


花輪線の竜ヶ森駅付近の勾配は33‰です、偶然にも私のレイアウトの勾配も33‰で設計していました、 スペースと実用性を考慮しての決定でしたがこれも何かの縁でしょうか。(S.S.)









 ストラクチャー(5) 2014年11月30日


前回書いた「Weathered Gray”SHAKE−STYLE”Shingles」が手に入らないので 代用品をいくつか揃えてみました。
左から「木製たこ焼き盛り皿」という商品名で売られていたエゾ松をつかった経木(きょうぎ)のお皿、 真ん中は「うすかわ」という商品名の経木そのもので素材はしなの木です、 共に東急ハンズで購入しました。
右はNORTHEASTERN SCALE LUMMBER CO.の 角材で寸法は1/32”×3/16”です。


3種類の厚みを測って比較してみます、まずは「木製たこ焼き盛り皿」から。 0.42mmです。


「うすかわ」は0.25mmですね、やや薄いかも。


角材は0.75mです、カットして一列に貼っていけば一番都合がよいと思っていたのですが、ちょっと厚すぎです。


あくまで想像ですが現物の屋根板が20mmだとすると、おおよそスケールサイズでは0.4mm位です。
ですから「木製たこ焼き盛り皿」の素材がふさわしいので短冊状にカットしてみましたが結構大変な作業になりそうです。
これらの材料は日常的に出る家庭ゴミからも集められますが、 それをやり始めるとレイアウトルームがゴミ屋敷と化すかも・・・(S.S.)







 ストラクチャー(4) 2014年11月23日


今回は屋根の素材の選択です、今にも朽ち果てそうなスエーバックした屋根ですから、 それに相応しい屋根板を表現したいものです。


キャンベルから発売していた木貼り屋根用の紙巻きテープを思い出したので、 それを探しにいつもの新額堂に相談しに行ってみました。
ご主人に引き出しを探してもらった結果、出てきたのはHOスケール用のみ、 残念ながらOスケール用はありませんでした。(ひょっとして発売していなかったのかも?)
途方に暮れ悩んでいると、「最近発売されたよ!」とこんな製品を出してきてくれました。


Barmills Modelsの OスケールのWeathered Gray”SHAKE−STYLE”Shinglesです。
おー、求めていたその物ではないですか。
何枚あるか尋ねたら1枚だけとのこと、またもや昇ったハシゴの上から突き落とされた感じです。
厚紙にカラープリントとプレス(立体プリントかも?)した用紙にレーザーカットで抜いたもので、 適度な焦げ感がリアルさを高めています。
これがたくさんあれば最高なんだがなぁ・・・・(S.S.)







 ストラクチャー(3) 2014年10月26日


ストラクチャー(1)で使ったDesign Preservation Modelsのキットの側板パーツが多数余っています、 そこで庫の脇に工作小屋を置いてみました。
木造の庫にレンガ造りの増築は有りかな?・・・
現物重視のストラクチャーではないのでお気楽に・・・これでいきましょう。


増築部分の三面は一枚目に扉のあるパネル、2枚目には窓だけの物、3枚目には壁のみのパネルを使いました。
ノーブルジョーカーHPのトップページを飾っているI氏の ベルトドライブの作業小屋の様な機械を2〜3台置いてみたいですがスペースが厳しいかな?
こちらは電気駆動ではなくスチーム駆動にしたいですし、そうするとボイラー室や炭庫の増設がさらに必要になりそうです。(S.S.)







 ストラクチャー(2) 2014年10月22日


レンガ造りの事務所を作り始めると、 以前屋根部分の構造を作り直したジョンアレンタイプ?の複線庫の存在が頭を過ぎります、 この庫の脇に余った側板を利用して作業小屋の増築が出来そうです。  庫を直す(1)〜(4)参照
複線庫を眺めているとどこか新築に見えて面白くありません、 風化した側面の割に屋根がキチッとしているからでしょうか?
そこで作り直した屋根を惜しげも無く取去り(大した工作をしている訳ではありませんが) 思い切ってスエーバック(弓なりに反った屋根)にした物に取り替えてみました。
増築したいが為に始めた作業がまた脱線してしまった様です。


どうでしょうか?
ディズニーランドの世界に出てくる様な建築物ではありませんが、ちょっと誇張し過ぎかな・・・?  これくらい崩壊寸前の庫があっても好いかも?
そこまでやるならいっその事、屋根板も所々抜けてしまった部分も作りたくなるのも人情です。(S.S.)










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