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 C-21二態 2014年6月8日


先週末日、夕方からクラス会のために品川へ向かいました。
この日は国立競技場のお別れイベントが開かれているのを電車の中で思い出しました、 確か夕方にブルーインパルスが競技場上空を飛ぶはず、都内でこんな光景を見られる事は滅多にありません。
早速スマホで時間と予定コース、飛行パターンなどを探したところ、 ちょっとクラス会には遅刻するけどブルーインパルスを見る事は可能、 と判断し南行の京浜東北線から秋葉原で総武線に乗換え新宿方面へ向かいました。
飯田橋駅付近で先頭の車窓から外堀通りの方向の空を見ていると新宿の高層ビル脇になにやら一本の行機雲を発見。 もう飛んでるんだ。
時間は17時30分頃から30分間位と余裕を持ったスケジュールでしたから何時飛んでもおかしく無い時間です。
どこで見るかは決めておりませんでしたが、次の市ヶ谷で下りれば空も開けているはずと予想。 案の定市ヶ谷駅の釣堀脇の橋の上には観衆が群がっています、私も市ヶ谷駅で降りホームで待つこと数分、 音もなく頭上に6機の編隊が飛んできました。
デジカメの液晶を見ながら"64年の東京オリンピックの時の青空が重なりました。


話は変りますがC-21のお話です。 以前より熊田貿易(略号KMT) が製作した BALBOAのC-21を所有しておりましたが(写真上段)この製品からは、 ひ弱でバランスが悪くひ弱な機関車だと感じておりましたが、 最近あるネットで(写真下段)やはり同じBALBOAのC-21が出ていたので購入してみました。
同じ番号買ってどうするの?と言われそうですが見た瞬間、全ったく別もんジャン?と思った次第です。
手元に届くや、この印象はどこが違うのが、 どこが作り直されているか?分析してみると逆に元の部分を探した方が早いくらいの改造に気づきました。
因みに元を使っている部分は動輪、フレーム、ボイラー、キャブの一部、煙突だけでしょうか。


模型の製作には図面だけでなくバランスが重要と言う例だと思います。


仕上げでも屋根のキャンパスに紙を貼るのは効果的です、 古典機のキャブは木製ですから当然屋根も板貼りのはずですから・・・(S.S.)







 断崖絶壁の岩場 2014年6月1日


3月から5月に掛けて目白押しだった用事がやっと片付きました。
少し時間に余裕が出来たので久しぶりにレイアウト製作に打ち込む事にしました。
さて、レイアウトルームに入るとまず目に飛び込むのは、床から天井までほぼ直角にそびえる崖です。
このレイアウトで一番の見せ場なだけに、未だ手を付けにくい場所になっています。


サイドから見るとペンシル状の柱にしか見えない絶壁です(元来ここは家の柱ですが・・・) そして通路となる渓谷はそれほど広くはありません。
その単調な壁面に少しでもアクセントを付けようと途中には逆ぞりハングを付けててるのがおわかりでしょうか。


今回は単調な場面を無くそうと考えたのが高さ90cmの位置にあるフレームの拡幅工事です。
これにより下部から天井までのオーバーハングがやや和らぐのではないかとの期待です。
材料は基本フレームで使用した物と同じ輸入材です、こんな感じで裾部分をふかす事にしました。(S.S.)







 レイアウトルームの片付け 2014年5月11日


ゴールデンウイークもアッという間に終わってしまいましたが、皆さん如何お過ごしだったでしょうか?
私はひたすら部屋の片付けに明け暮れていました。
「見せるレイアウト」のタイトルでは照明器具を変えるという企画をぶち上げておりましたが、 いざレイアウトルームを見回すとボードの上も下も物置と化していました、 これでは照明器具の取付け作業どころではありません。
特に幅を利かしている大物は昨年のJAMで展示した岩場のセクションでした、 これはレイアウトに組み込む充てもなく作ったので解体する事にしました。


まずハリボテの裏のダンボールをカッターで切開してみました、結構しっかり梁と網がくっついています。


プラスターだけになりました、まるで座椅子の様です。


「なんだかもったいないな・・・・」解体するうちにこんな気持ちも出てきました、 このままレイアウトの隅っこに保管しておきましょうか? (S.S.)







 Gem Modelsってどこの模型屋さん? 2014年5月4日


ここしばらくレイアウトの製作は滞っていますが相変わらず車両だけは増殖中です。
最近あるオークションでこんなロコを購入してしまいました。
Gem Modelsと言う日本メーカーのブラスロコです。(どんなメーカーだったのか調べましたが全くわかりませんでした)
鉄道名はNew Berlin & Winfield Railroad、 場所はペンシルベニア州のフィラデルフィアにあった様で 鉄道名の通りニューバーリンからウィンフィールドに至る3フィートゲージの鉄道です。
D&RGW物ではないの?と仰るかと思いますが、まあ良いじゃないですか・・・ ダックスを 彷彿させる、このプロポーションに惚れてしまったのですから(笑)




作りは僅かなロストワックスパーツと貧相な挽きものの組み立てで特筆すべき箇所は見当たりませんが、 パッケージの中にはこんな製品鑑定書?が入っていました。
国内製品には見られない代物です、輸出製品はここまでチェックしていたんですね。(S.S.)








 庫の窓枠(2) 2014年2月16日


この窓枠は2012年の 「ターンテーブル周り(4)」 で紹介した扇形庫に付くGRANDT LINEの製品 と同じタイプです。
現物を見るのは初めてで、さらに外部からだけでなく屋内からも見られるなんて、 それにショパンのピアノ生演奏を聴きながら鑑賞できるのですからダブルの幸運です。


演奏が始まりました、最初はショパンのバラード第1番 作品23 ト短調、 続いてノクターン 作品62-1 ロ長調、 最後はスケルツォ 作品31 変ロ長調で終わりました。
壁の造りと窓枠の構造を見ながら60分がアッという間に終ってしまいました、ブラボー! ! アンコールの拍手が鳴り止みません。


帰ってから撮影した写真と製品を見比べてみました、 サイズは違うでしょうが現物は繊細な細い枠が気になりました、 プラ製品よりエッチングの方が適している様です。(S.S.)










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