そろそろ、年に一度主宰しているグループ展に向けた作品を描かなくてはなりません。
数ヶ月間全く進まない真っ白なパネルを横目に見て過ごしていましたが、あと1ヶ月せっぱ詰まっています。
ネタは中学一年の時に平機関区で撮影した磐越東線のD60に決めました、
なぜこの角度で撮影したのかは全く覚えていませんが、
きっとD50の車体と近代的な従台車がミスマッチに見えたのでしょう、
残暑厳しい9月の深夜、氷と赤ワインをなみなみ入れたグラスを横に置きデッサンを始めました。
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斜めから見た車輪を描くのは難しいですね、スポーク物は特に。
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この段階で一番気を使ったのがサンドドームの形状です、
D60の元になったD50は川崎造船、日立、汽車会社、日本車両の4社で製造しましたが、
このカマは川崎造船製で丸みがあるのが特徴です。(S.S.)
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