発売から30余年、今だ仕上がりの良さでは定評のあるコダマのK-27は直線レールを超スロで往復運転する分には、
こんなにすばらしい模型があったのか!!とつい目元が細くなってしまいます。
この製品に携わったモデルワムやムサシノ模型店のオーナーに当時のコダマの様子を伺うと感動はなおさらです。
しかし、そんなすばらしいK-27もひとたびレイアウト上を走らせるとショートばかりでちっとも走りません。
まあ、凝りに凝ったイコライザーと固定に近い従輪では仕様がないとずっとあきらめていました、
きっと同様に感じている方も多いと思います。
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下の帰国子女、No.463は前オーナーがイコライザーの一部を殺し従輪を車軸のみとして走らせていた様です。
「ここまでやるか?」と魂消ましたがこれがコダマをスムースに走らせる常套手段かも知れません。
(前オーナーが半径何Rで回していたかはわかりませんが)
逆に考えると「ショートするから走らさずに大事に飾っておこう。」と言うよりは 「走らせよう。」
とする前オーナーの熱意に敬服させられます、走らせなくては模型ではないですから。
そこで今回はこのK-27が本当にここまでやらないと実用的に走らないのか?
レイアウトを製作しながらいろいろテストしてみました。 (SS)
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