「ジョン、イイ車じゃないかな!」
「ああ、おじさんナイスだょ、ジャパン製リアエンジンの660ccなんだ!」
「これか、この前買ったってのは。わしのS600とおんなじHONDA製じゃないか、なんて言うマシンなんだ?」
「HONDA BEATって言うんだ」
「ビートか・・いい名前じゃないか・・ははは」
「ところで前から庫の脇に置いてあるボロいK-27、工場長があのカマを復活させたいからアラモサまで部品を取りに行ってくれないか?って言うんだがお前も一緒に付合うかい?」
「いいね! おじさん。2台でツーリングだ! エンジン慣らしにもなれるし・・」
てな訳で「デンバー物語」が突如始まります。
※主人公・・・デーバーのジョン、人呼んでジョンデンバー(歌手のジョンデンバーとは関係ありません)
※おじさん・・・マーチン(知る人ぞ知るギターの1938年製Martin D-18使い)
(SS)
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