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 構想、プラン、構造など 2009年9月27日


ゲージについて:
 前項でも記しましたがゲージはOn3 19mmゲージです。 1フィートを1/4インチに縮尺した1:48がアメリカのOゲージですから3フィート(910mm)は1:48で19mmゲージとなります。
 余談ですが最近流行のOn30がありますが、 On30発生の理由とメリットはともかくDenver and Rio Grande Western Railroad(以後D&RGW)のナロー線をわざわざ16.5mmゲージで走らせるのはちょっと私には抵抗があり採用しませんでした。



線路配線について:
 日本製ブラスの質感が大好きなので極力車両はブラス物にこだわることにしました、しかしこれにはカーブの問題が付きまとう事になります。
 現在動力車は2-8-0のCクラスと2-8-2のKクラス数両ありますが走行テストの結果、最小半径は1,200mmが限界と感じました。 客車、タンク車などのトレーラーによっては連結器や台車、トラス棒との関係などで半径1,200mmでもショートする物も多く見受けられ、 この問題を解決するにはレイアウトの線路が完成してから一両々々調整するしかないと考えてます。



最小カーブも決まりましたので次はレイアウトプランの選考です、部屋のスペースを考えるとあまり複雑な配線は取れません。
メインの駅はD&RGWのとある分岐駅という設定で、 小規模な機関庫と作業場があり構内横を通り過ぎターンテーブルへの引込み線をクロスすると鉱石採掘場につながります、 本線は1段ループを一周して戻るシンプルなエンドレスとしました、平面図面を引きながらイメージを見るために立体模型も作ってみました。
さて次はフレーム作りです。







 50代からのレイアウト計画 2009年9月20日




今回から気ままにアメリカ型On3のレイアウト製作記を綴っていきたいと思います、完成が何時になるかはわかりませんが気楽に御付き合いください(笑)

私の鉄道模型の好みは昭和初期から戦後にかけての混沌とした時代の国鉄と地方私鉄とそこに走るイギリス、ドイツ、アメリカ、国産機など様々な古典機です。 学生時代の当時、古典機を模型で表現するには狭軌感が表現できる13mmゲージが最適だと考えておりました。 当時は完成品をバラしたり、 キットの縦・横・高さを切り刻んだりとスクラッチビルドの方がましなくらい苦労をしながら製作していたものです。

もう一つ好きだったのがHOn3 10.5mmゲージ、いわゆるアメリカンナローです、けむりプロに洗脳されていたのでしょうか、日本の古典機にも通じる趣きがあり「かっこいいな・・・」と憧れてました。 しかし1970年代、模型店ではあまり見る事ができずせいぜい東京の珊瑚模型店か横浜の篠原模型店くらいでした、あったとしても高くて手が出ません、今考えると何であんなに高かったんだろうか・・・

ここ20余年、13mmゲージの製作やHOn3 10.5mmゲージはプッツリ途切れ、年に2回のノーブルジョーカーの組み立て式レイアウトが唯一の鉄道模型活動となっておりましたが、突如なぜかOゲージナローのレイアウト製作に踏切りました。 それは一昨年衝動的にインターネットのオークションで Denver and Rio Grande Western Railroad(D&RGW)のOn3、1960年代の古い日本製ブラスモデルを買ってしまったのがきっかけでした。 迫力あるサイズ、余計なゲージ論を考えずにすむ、老眼に優しい、良く走る・・・ 等々中年には至れり尽くせりのゲージを発見、それ以来電撃的に虜になってしまいました。
さらに都合良く(運悪くかも)我家に5m×6m弱の部屋が空いたのを機に、無謀にも50代からのレイアウト製作を決行したのです。
(SS)







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