今回から気ままにアメリカ型On3のレイアウト製作記を綴っていきたいと思います、完成が何時になるかはわかりませんが気楽に御付き合いください(笑)
私の鉄道模型の好みは昭和初期から戦後にかけての混沌とした時代の国鉄と地方私鉄とそこに走るイギリス、ドイツ、アメリカ、国産機など様々な古典機です。
学生時代の当時、古典機を模型で表現するには狭軌感が表現できる13mmゲージが最適だと考えておりました。
当時は完成品をバラしたり、 キットの縦・横・高さを切り刻んだりとスクラッチビルドの方がましなくらい苦労をしながら製作していたものです。
もう一つ好きだったのがHOn3 10.5mmゲージ、いわゆるアメリカンナローです、けむりプロに洗脳されていたのでしょうか、日本の古典機にも通じる趣きがあり「かっこいいな・・・」と憧れてました。
しかし1970年代、模型店ではあまり見る事ができずせいぜい東京の珊瑚模型店か横浜の篠原模型店くらいでした、あったとしても高くて手が出ません、今考えると何であんなに高かったんだろうか・・・
ここ20余年、13mmゲージの製作やHOn3 10.5mmゲージはプッツリ途切れ、年に2回のノーブルジョーカーの組み立て式レイアウトが唯一の鉄道模型活動となっておりましたが、突如なぜかOゲージナローのレイアウト製作に踏切りました。
それは一昨年衝動的にインターネットのオークションで Denver and Rio Grande Western Railroad(D&RGW)のOn3、1960年代の古い日本製ブラスモデルを買ってしまったのがきっかけでした。
迫力あるサイズ、余計なゲージ論を考えずにすむ、老眼に優しい、良く走る・・・ 等々中年には至れり尽くせりのゲージを発見、それ以来電撃的に虜になってしまいました。
さらに都合良く(運悪くかも)我家に5m×6m弱の部屋が空いたのを機に、無謀にも50代からのレイアウト製作を決行したのです。
(SS)
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