阪急2800 (1/80・16.5mm) トップページ   目次ページ




 ずいぶん前になりますが洛陽舎から阪急2800のキットが発売になりました。 2800はピノチオのキットを持っているのですが、好きな形式だけに気になっていたところ、 阪急が大好きな友人のM・Nから自分には技術がないから作って欲しいと依頼がありました。 洛陽舎のキットは新しいだけにレベルが上がっているようだし、 ピノチオの2800を組む時の参考にもなるだろうと引き受けた次第です。

客車と違いシルヘッダーもなくて楽なはずだったのですが、 屋根上の配管というシルヘッダーとは比較にならぬ程の手間が待っていました。 着工前にはピノチオのキットとの同時進行も秘かに目論んでたのですがとんでもないことになりました。 ちょうど老眼が顕著になった時期に重なり工作が捗らず、ずいぶん長いことかかってしまいました。


 動力はMPギアに変更、ナンバーはマッハのエッチング抜きのパーツを先に白く塗装してから接着しています。 それ以外は追加工作する余裕もなくなってしまいましたが、 完成すると「やはり2800はいいなぁ」と再認識、でもまだ自分の2800には手がついていません。 完成は平成28年(2016)4月のことでした。
(2021年2月 H・T)



依頼主への納入前に運転会で試運転です。


側面の表示窓は方向幕ではなく、列車種別の該当の文字だけ光る方式なのですが、 模型化のアイデアが思い浮かばず方向幕の特急を入れてあります。


車番の「7」は依頼主の希望です。 何故かM車の2837は写真を撮り忘れてしまいました。


4両のうち唯一屋根上に配管のないTcです。




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