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 上越線
 上越線は東京と新潟を直結するルートとして明治中期に計画されましたが、 上越国境の山々に阻まれ全通したのは昭和6年のことでした。 上越線最大の難所・清水峠には長大な清水トンネルがあり、蒸気機関車での 運転が難しいため、水上−石打間は開通当初から電化されていました。
 新幹線開業前には東京と日本海側の都市を結ぶ幹線として181系「とき」、 485系「いなほ」、「はくたか」など多くの特急・急行列車が運転されていました。 残念ながらこれらの昼間の定期旅客列車はすべて電車化されていて、機関車の牽く列車で 走行中の写真が撮れるのは貨物列車だけでした。 牽引機は旅客がEF58、貨物がEF15とEF65で水上−石打間では EF16の補機がつきました。

EF15とEF16は重連で清水峠に挑む 上越国境は11月にはもう冬の様相

諏訪峡走る上り貨物列車 峠越えを終え水上に進入する

水上機関区に憩うEF15とEF16 EF58牽引の臨時列車

 高崎線
 上越線と対照的に関東平野の真中を走るため起伏が少なく 面白みに欠けるためか、高崎線での走行写真はあまり見かけないようです。 そういう私も碓氷峠の帰りに一度寄っただけですので大した写真はありません。 このときも撮影の目的は廃止の迫った181系でしたので、当時比較的ポピュラーだった EF15の貨物列車はおまけのようなものでした。

高崎線の貨物列車 洗練されたEF15のサイドビュー


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