トップページへ戻る 目次ページへ戻る (1) 峠のバス停

昭和50年7月14日 上越国境のとあるバス停
 先輩の車で水上から石打に向う途中のことです。 「あれ?あのバス停の待合室は?!」と妙なバス停を発見。 車を止めてよく見れば、やはり小型の電車に間違いなさそうです。 3人で観察しても誰も素性に心当たりがなく、その後は記憶のかなたへ・・・。  あらためて聞いて廻ったところ、N・Iから「529という番号といい車体の雰囲気 といい横浜市電に違いない」という証言が得られました。
 横浜市電保存館のHPによれば、500形は昭和3年に60両が製造された単車で昭和44 年に廃車になったそうです。 しかし横浜からはずいぶんと離れた上越国境で第二の人生を送っていたとは驚き です。 なお、横浜市電保存館には500形の523が保存展示されています。
(2004年8月 H・T)

 RMのHPに台車近影というカテゴリーがありますが、 平成21年(2009)7月17日付けで このバス停 が取り上げられていることに気づきました。 平成7年10月撮影のカラー写真も掲載されていますので、私が撮影したあとも長いこと残っていたのですね。 さすがにもう撤去され現存しないようですが、横浜市電の廃止後30年近くも第二の人生を過ごしていたとは驚きます。
(2011年1月 追記H・T)

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